「封神演義 ナージャとりゅうおう」
唐 亜明 文/于 大武 絵
講談社



りゅう がでてくるのかな…? と思って読みました。

中国の明の時代の小説の『封神演義』からとられているお話みたいです。
東洋ふうの風変わりな絵で、カラフルで、ちょっと今まで読んでいたのと違う絵本の感じでした。
唐亜明と于大武のコンビでは、西遊記の絵本もあるのでしょうか?


りゅうおうは、獣としてのりゅうじゃなくて、顔はりゅうだけど、人間みたいな姿で着物も着ていました。
迫力の、正面づらです{/汗/}
りゅうおうの息子は、りゅうの姿で現れたので、その絵はうろこのあるりゅうの姿でした。


海の波のしぶきの感じ、北斎でしたっけ…? 浮世絵の、富士山と波の絵の…。
ああいう波しぶきの感じで、雲の描き方も、東洋的だなと思いました。

仙人のところの蓮や鶴の絵とか、真面目な絵がらのタッチもあり、
デフォルメされた絵本的な可愛らしさのある絵がらもあり。
ストーリーはハラハラドキドキもあって、動きのある絵本でした。

ナージャは,とっさに,けんを じぶんの くびに あてて,さけびました。
「おい,りゅうおう。ぼくの いのちと ひきかえに,みんなを たすけて くれ。」


ナージャが仙人にもらった輪、けんこんけん(乾坤圏)と
赤い布、こんてんりょう(混天綾)、
また、ふうかりん(風火輪)、かせんそう(火尖鎗)という乗り物や武器の名前がかっこいいですね。