白黒映画です。
イングリッド・バーグマン主演。
シャルル・ボワイエが夫の役です。

心理サスペンスというか、
誰がワルか、早めにだいたいわかってくるんだけど、
ひきつけられる映画でした。

ブローチをなくしたときのお出かけ着もすてきだし、
音楽会のときの白いドレスがとってもきれい!
ふてぶてしい家政婦のナンシーでさえ、「すてき」って言っていた。

刑事さんの役の人、
「第三の男」にでてた人だ(オーソン・ウェルズじゃないほう)。
ジョセフ・コットン。
あの人かっこいい。

家政婦のエリザベスがよかった。
上の階で音がするという訴えもぜんぜん通じないのに、
「すべてわかりました」
って言ったとき、の意味、深いな。
「誰も来ませんでした」と、とぼけて答えるときも、毅然としてというか。
(奥様をかばったんだと、私は思ったんだけど、違うのかな?)

向かいの家のおばさんがおもしろい。
「おや、まあ」っていうのが、最後に効いてるし。。



(追記)
関連記述
映画「フライトプラン」のところ