実写版の「ピーター・パン」というので、みました(TVで)。
そんなのあったかなあ…と思いながら、そういえば、あった、と思い出しました。
わりと最近(何年か前の)映画です。

吹き替えだったのですが、ナレーションが多いなあと思った。
「ピーター・パン」の原作は、読んでないので、
ディズニーのアニメとか、なんとなく知っている知識のうえでみました。
そういえば、「フック」という映画もありましたね。

この映画の中で一番気にいったのは、
ウェンディたち姉弟のお父さんと、フック船長の2役を演じた人。
(ハリー・ポッターの映画の、いじわるな男の子マルフォイ(?)のお父さんの人だと思います。)

映画の中で、お父さんは、あまり社交的じゃないし話しべただし、さえないタイプ。
でもお母さんはいいます。

「お父さんは勇気のある人。
剣や銃をつかったこともないけれど、夢をひきだしにしまってきたの。
夜中、二人で引き出しをあけてその夢を見てうっとりするのよ。
引き出しはだんだん閉めにくくなっている。でも、閉める。
勇気のいることでしょう?」

詳細は忘れましたが、そういうことを言っていました。
だから、フック船長は、ある意味お父さんの別の一面というか夢の姿でもあるのかなーとか思いました。
(悪役は、いけませんが、海賊のロマンや冒険者みたいな)
だから一人二役とか?

ピーター、愛を持たない自分をフック船長に責められて傷ついたのだから、
立ち直ったとき、船長の弱点を突くのは後味わるいよ。。
孤独なのは君も船長も同じだったのだもの。



(追記)
本の、「ピーター・パンとウェンディ」読みました。