「おりこうなアニカ」
ベスコフの絵本です。
ベスコフの絵は、さらさらっと描いているようで、ほんものみたい。
アニカが砂で「プリン」をつくっているときの、牛(マイロス)の絵なんか。
また、小さいこどもの姿が、よく描けているなあと思います。
あまり読んだことはないけど、酒井駒子さんとか、林明子さんの絵が思い浮かんだ。
マイロスがクローバー畑に逃げ出さないように、アニカはマイロスをみています。
ところがマイロスが逃げ出したので、柵をなおしたいアニカ。
その次の展開が、ちょっと意外なところにいった。
非現実の世界なんだけど、あたりまえのようでもある。
なごやかな時間がながれます。
「ウッレ」って、スウェーデンではよくある男の子の名前なんでしょうか。
『ウッレと冬の森』を思い出しました。
(参考:HPの『ウッレと冬の森』の感想)
エルサ・ベスコフ 作・絵/いしいとしこ 訳
福音館書店
福音館書店
ベスコフの絵本です。
ベスコフの絵は、さらさらっと描いているようで、ほんものみたい。
アニカが砂で「プリン」をつくっているときの、牛(マイロス)の絵なんか。
また、小さいこどもの姿が、よく描けているなあと思います。
あまり読んだことはないけど、酒井駒子さんとか、林明子さんの絵が思い浮かんだ。
マイロスがクローバー畑に逃げ出さないように、アニカはマイロスをみています。
ところがマイロスが逃げ出したので、柵をなおしたいアニカ。
その次の展開が、ちょっと意外なところにいった。
非現実の世界なんだけど、あたりまえのようでもある。
なごやかな時間がながれます。
「ウッレ」って、スウェーデンではよくある男の子の名前なんでしょうか。
『ウッレと冬の森』を思い出しました。
(参考:HPの『ウッレと冬の森』の感想)
コメント
コメント一覧 (2)
私が初めて読んだベスコフの絵本がこれでした。とってもとっても好きです。
>その次の展開が、ちょっと意外なところにいった。
非現実の世界なんだけど、あたりまえのようでもある。
なごやかな時間がながれます。
そうそう♪と頷いてしまいます。あたりまえのようなんですよねー。そして当たり前のように感じられるアニカがうらやましくて微笑ましいです。そこがとっても好きです。
はじめて読まれたベスコフが、これだったんですね。
多分、ぱせりさんが、この本のタイトルを書いておられるのを何度か目にしたような気がします。
私も読むことができました。
あの展開は、一瞬、お?と思いました。
こう来たか~。
そこをくどくなく、すすすっと、何事もなかったかのように(おとうさんもおかあさんもびっくりしないんですもの)。
まるであの絵の明るさのようです。