はい、北欧、続きます。

NHK、「こだわりライフヨーロッパ」という番組。
「消えたバイキングの足跡を追って~ノルウェー」の回の感想です。
バイキング。気になります。見てみました。

バイキングといえば、侵略者のイメージ。
しかし、そのバイキングについて、研究している人がいます。
アメリカ生まれの、エイミー・ライトフットさん。

もともと、生物学者(?)だと言っていたか、ラッコの研究で北欧にいったエイミーさん。
化繊の衣類で身を守っていましたが、寒さにまいりかけていました。
すると、同行していた現地の人が、あつい毛織の手袋を、なんと海に浸して渡してくれる。
正気のさたではないと思ったエイミーさん。
しかし、外気よりも暖かい海水に浸した手袋のおかげで、手が温まってきた。
そこから、興味を抱きました。

バイキングは、を飼っていました。
侵略も、羊を飼う土地を得るため、という考えもあるそうです。

船は、大人の男なら、わりと短期間でつくることができる。
しかし、船の帆は、女の人が長期間かけないとできません。
男社会というイメージのバイキングですが、女性も重要な立場にあたっていたのです。
こういうことは、実際にバイキングの生活を再現してみて、わかったことだそうです。
羊の毛を刈り、すいて、糸をつくり、帆を織る。
こうして織った帆は、特定の風に対しては、現代の布製の帆より優れていることもわかりました。

エイミーさんは、お年寄りらから話をあつめ、古い風習をあつめたり、
道具類も、できるだけ昔の作りかたで作ったりしていました。
博物館へ道具類を収めにいくエイミーさん。

エイミーさんは、過去を研究していますが、最近では、未来にも心がいっているようでした。
少ない資源や厳しい環境ですごしてきたバイキングや北欧の人たち。
未来の環境を思い、
「アメリカで(資源など?)恵まれたところで過ごしてきた自分だけど、
ここにきて、やってみればできた。」と、言うエイミーさん。