「絵本と私」
中川李枝子
福音館書店



中川さんが、北海道新聞に連載したものがもとになっている本。
101冊の絵本が紹介され、内容の紹介というより、
中川さんの子ども時代の思い出や、保母の体験を通して感じたことなどを書いています。

読んだ絵本があれば嬉しく、
読んでみたいと思う絵本も見つけ、そこは楽しみでにんまりしています。

ただ、中川さんは保母さんだったということもあり、
子どもを見る目線が愛情に満ちているけれど、
自分には違和感がある。

自分が教えた子どもが、お母さんになって、とか、
会った人が、小さい頃『ぐりとぐら』 を母に読んでもらって
「幸せな子ども時代を過ごして、よかったなあ」(p.35)

なんて言われちゃうとね…。

「つくづく、絵本は子どもといっしょに読んでこそ、幸せと思いました。」(p.177)

って、どうすればいいというの?

保育園と幼稚園では違うかもしれないけど、
そんなに絵本に恵まれてなかったなと思うし。

なにより、子どもは遊んで泥んこになって、絵本に目をきらきらさせて、
お母さんに絵本を読んでもらう幸せに満ちて、って。
そうかなぁ…?
そんなに遊びや、絵本体験に恵まれている子ばかりじゃないと思うけど。

こんな自分ですが、幼稚園でちょっとだけ働いたことあるんですよね(^_^;)
若い女性で、子どもとの接し方を知ってる先生は、すごいなと思ったけど、
自分とはぜんぜん違う人間みたい。。
かなり落ち込みましたね。。


『ぐりとぐら』

(追記)
中川李枝子さんと中川宗弥さんは、ご夫婦だったんだ。
『ありこのおつかい』も載っていました。