「からすのパンやさん」
加古里子
偕成社(かこさとし おはなしの ほん(7))



『絵本『からすのパンやさん』のパンをつくろう!』という、パンの本を見かけて、
そういや、『からすのパンやさん』、読んでないなと思っていました。

加古さんの本は、『加古里子 絵本への道』は読んだけど、
絵本そのものは読んだことがないと思う。

『からすのパンやさん』を読んで、まず、お話がけっこう長いと思った。
絵があってかわいいだけではない。
でも、絵もからすの絵がかわいいです。

やっぱり一番印象に残るページは、
たくさんの種類のパン、パン、パン。のページ。
「さざえパン」は、コロネみたいでおいしそう。
「おちょうしパン」というのは笑った。

あとがきを読むと、深いことが書いてあった。
「一人ひとりの人物描写」
について、舞踊団の演技から得たこと。