NHK「地球ドラマチック」
「コロンブスは世界をどう変えたのか~“新大陸”に「あったもの」「なかったもの」」
というのをやっていたので、見ました。
前・後編、2回。

番組で、スペインのイサベラ女王が出てきた。
このあいだ「探検と冒険の物語」を読んで、
「スペインのイサベラ女王」、って出てきたのを思い出した。

ヨーロッパ人が行く前のアメリカ大陸で、
ミシシッピ文明というのがあった、というのは、はじめて知った。

ヨーロッパと、アメリカの、農耕のやりかたがそれぞれ映像で再現されてた。

ヨーロッパでは、例えばベネチアとか、とても発展して木材がたくさんいるようになり、
木の伐採がすすんだ。
どんどん木が切られて、土が河に流れ込んで魚がとれにくくなったり…。
今も昔も、環境破壊があったんですね。

そして、アメリカ大陸に行くようになってからも、
どんどん木材を切り出していってるCG映像がショックでした。
 

アメリカ大陸にヨーロッパ人が持ち込んだものは、馬や、豚などの家畜があり、
豚は最初はたった8匹だった、っていうのは驚いた。
馬も、いなかったんですね。
それが、どんどんふえていった。

インカやアステカ文明は滅ぼされた。
また、ヨーロッパ人自身も知らずに持ち込んだものは、病原菌。
アメリカ原住の人たちの、(少なくみつもっても50パーセント)90パーセントくらいが亡くなったと言っていた。

反対に、アメリカからヨーロッパへは、病原菌は入ってこなかった。
家畜などは、あまりアメリカにはなかったため、それも持ち込まれなかったが、
ジャガイモは根付き、飢饉を救いヨーロッパを変えたという。

砂糖、たばこなどの嗜好品をヨーロッパに輸出するため、
アメリカには農地が広がり、その労働力のため、
アフリカから奴隷がつれてこられた…。

 

番組では、コロンブスはイタリア・ジェノバ出身、と言っていたように思うけど、
またいろんな説があるようですね。

「コロンブス 永遠の海」という映画があって、(オフィシャルサイト
そこでは、コロンブスはポルトガル人だったのではという説から、老夫婦が謎を追って旅する、みたいな映画かな?
ポルトガル人には、海に対する思い* というものがあるようなんですね。

(参考記事:
「航路をひらいた人々」
「ウズ・ルジアダス ルシタニアの人びと」