「熊田千佳慕 メルヘンの世界2 オズのまほうつかい・ピノキオ」
熊田千佳慕 絵・文
小学館



「熊田千佳慕 メルヘンの世界1 ライオンのめがね・ふしぎのくにのアリス」 を読み、今度は2のほうも読んでみました。

やっぱり、服地の質感の光沢とか、つやがあっていいです。
かかしの、青い服なんか。

ドロシーは、ジュディ・ガーランドに似ているとは思わなかったけど、
昔の当時の絵としては、すごく洋風でハイカラだなあと思います。

オズの国の、緑色だらけの部屋、ちょっとあこがれる。

「ピノキオ」のほうは、
青い髪のめがみさま、きれい…{/ハート/}

熊田さんの描く西洋の人はちょっと鼻が高すぎるような、ちょっとだけ不自然な感じを覚えないこともないけど、
このめがみさまは色白で、優しい横顔が自然です。
髪のカールのうねりとかじっと見てしまう。きれいな女の人です。

また、人間の男の子になったピノキオのかわいいこと。
またゼペットじいさんの嬉しそうな横顔、その彫の深さはカンペキ{/ピカピカ/}