「オズ」

1985年 アメリカ
原題 RETURN TO OZ
監督 ウォルター・マーチ




古い映画の「オズの魔法使」
はときどき放送してくれるけれど、
こちらを放送してくれるなんて!!

これは、原作は、「オズのオズマ姫」っていうのかな?
原作は1作目しか読んでないから、よくわからない。

ドロシーはまた、ジュディ・ガーランドとは全然違うタイプの子なのはわかるとして、
この映画のエムおばさんは、映画「オズの魔法使」のエムおばさんとも、原作のともイメージ違う気がしました。

なんか、若いし。
家がこわれてしまって生活が苦しく、問題かかえてるから、
おばさんもおじさんも、ぴりぴりしているのはわかるけど…、
なんかおばさんとおじさんじゃないみたいだった…。

手に車輪がついてる、ホイーラー。
久しぶりにみて、ああ、こんなだったのか、って。

今のファンタジーブームの、前のファンタジー映画ブームのころ、かな。
ネバーエンディング・ストーリーとか。
なつかしいですね。

映画としては、んー…。
岩の王様の、表現。クレイアニメふうみたいなのが、古っぽいけど、味があってよかったのに、
急に、体に灰色・岩メイクの人間になるんだもの。
そりゃないよ。
全部アニメ表現でよかったのに…。
つまり、「二役」ってことが言いたかったわけ?

あの王様、けっこういい心もあって、話の筋もとおってるところある。
(かかしは悪くないけど、岩の王からみたら、宝石を取りにきてるんだものね。)
モンビ王女のほうがワルでしょう。
だけど、ああなってしまって。その点からも「二役」ってところも、どうも納得できないな。