ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

絵本(未分類)

「ウルスリのすず」
ゼリーナ・ヘンツ 文/
アロイス・カリジェ 絵/
大塚勇三 訳
岩波書店





久しぶりに読んだ、カリジェの「ウルスリのすず」。

ほか、「フルリーナと山の鳥」くらいは読んだっけ? もう忘れているのでまた読みたい。

「ウルスリのすず」も忘れていたけれど、山から下りてきて、お母さんが迎えるところの絵は印象にあった。

なんというか、山のすがすがしさが伝わってくるような絵です。


最後のページ、むしたクリの上にクリームがかかっている。
どれだけ栗食べるんだ、と思う程の栗の量ですが、
またこんもりのった生クリームがおいしそうです。
これ、伝統料理なのかな。食べてみたいです。

「絵本 マボロシの鳥」

藤城清治 影絵/太田光 原作・文
講談社





太田さんの、本、「マボロシの鳥」が、藤城さんの影絵の絵本になりました。

というか原作は読んでいない。

これは、絵本用に文章は短くなっているそうです。

でも、読み始めて、もともとの原作は知らなかったけれど、
文章がとても多いので、驚き、読みにくかったので、少しいやになっていました。
(この絵本は、絵本向けに少しは文章が削られたり、変えたりはされているらしいのですが)

結局最後まで読んだら、話はとてもよく、感動しましたが、
最初は、太田さんのことは「爆問学問」の番組くらいしか知らないけど、
太田さん独特の語り口というのか、
間に説明や突っ込み、茶々を入れながら語る文章がなじめなかった。
絵本というのは、文章が簡潔でないと。。と。

 

うーむ、でも最後はよかった。
最後の絵、だいすき!
最後の絵のチカブーの左肩から腕の辺りとか、すっごくすき{/ピカピカ/}

藤城さんの絵は、絵、じゃなくて影絵なんだ、と改めて知らされる。

あとがき、というか、太田さんのさいごのしめくくりのことば、良かったですー。
闇と影は違うんですって。なるほど。

影は光のあるところにしか出来ない、と。
手で作った鳥の影のことが書いてありました。

藤城さんの最後の絵が、まさにそうだと思いました。
舞台に立っている三人、それを迎える、無数の手。拍手や喝采でしょうか。
その手が、いつのまにか、鳥の形になっていると思いました。
マボロシの鳥のように。

藤城さんのこの本のことの番組を録画してあるので、見てみたいと思います。


雑誌MOEの9月号(コクリコ坂特集)の号で、
絵本 マボロシの鳥のことのコーナーありました。

藤城さんは、なるべく原文のままがいい、とおっしゃったように、書かれていたと記憶しています。

「スガンさんのヤギ」
ドーデ 原作/エリック・バテュー 絵/ときありえ 訳
西村書店





ドーデって、名前は聞いたことある。「風車小屋だより」
あの人の作品?

文は、詩人グランゴァールにあてて書いた手紙、という体裁になっている。

新聞社の職を捨てて、自由をほしがっているグランゴァールに、
スガンさんのヤギの話をしてやろう、という形で。

森で、自由を満喫して幸せそうなヤギの絵が、躍動しています。

字の色が時々違うところがあるのはなぜ。

 

気に入ったところ。
「息たえるためだけに、夜あけをまっていたのだ。」


「おおきくなりすぎたくま」
リンド・ワード 文・画/渡辺茂男 訳
福音館書店






濃いセピア色のような、一色で描かれていて
ちょっと深刻な話かなあと思った。

でも、そんなことないです。

1952年のコールデコット賞。

おかの上に住む、ジョニー・オーチャード君
かえでさとうのかたまりを、村に買いにいくたび、
それぞれの家の、熊の毛皮がほしてある納屋を見て、ばかにされているような気持ちになります。
自分の家では、全然そんなことがないから。

自分でしとめてやる、と森にはいったジョニーくん。

かわいいこぐま!

お父さんの、困ったなあ…と頭に手をやるしぐさが、物語っています。

「小鹿物語」のようなラストになるのではと、どきどきします。
(見てないけど)

実際には、こんなに大きく大きくなった熊が、
こんなに馴れ続けるわけ、ない、って思っちゃう。

そのあたりが、ちょっととまどう。
リアル系の話でないのだとしたら、じゃあ、
まるっきりの物語なのかといわれると?


「せきたんやのくまさん」
フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵/いしいももこ 訳
福音館書店





ちいさい絵本です。

中川李枝子さんの本で知ったのだったかなあ。
はっきりわからない。

せきたんやのくまさん とあるけど、
原題にはテディベアとあるから、ぬいぐるみなのかしら。

お話がシンプルで、石井さんの訳が石井さん的。
「300えん」とか、日本の言葉になってるところとかも。

「パンやのくまさん」
「ゆうびんやのくまさん」
「うえきやのくまさん」
というのもあるんですって! 知らなかった。



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