ゆきて帰りし道で

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音楽



NHKの「クラシック倶楽部」という番組で、
9月3日、吹奏楽ヨハン・デ・メイ「交響曲第1番 指輪物語」が放送される、ということを知り、
見てみました。

結果からいうと、デ・メイのは第1楽章しか放送してくれませんでした…{/まいった/}
楽しみにしてたのに~。

大阪市音楽団第100回定期演奏会によるもので、
もう一つの曲は、バーンズの「交響曲第3番」ということで、こちらは全部(?)放送されました。
大阪市音楽団は「交響曲指輪物語」を日本初演した楽団だった…かな?

NHKはクラシックはよく放送するけど、あんまり吹奏楽の放送ってないようだし、
楽しみにしていました。
吹奏楽の世界では、デ・メイは有名みたいだけど、
NHKで放送してくれるなんて、めったにないことなんではないでしょうか?

「交響曲指輪物語」は第1楽章だけで、最初の10分くらいで終わってしまったので、
ショックだったです。。
ゴラムの曲は長いからカットとして…モリアの場面は聞きたかったなあ…となると最終楽章のホビットも…。
…欲がでてきます。

でも、第1楽章はガンダルフをイメージしている曲で、すごくいいので、
ドキドキします。
また、最近聴いていなかったCDを(他の楽団のものですが)聴きたくなってきました~。



参考記事:
デ・メイ「交響曲第1番 指輪物語」
「今日は一日吹奏楽三昧」の番組


(追記)
11月9日に再放送があるようです。(ご確認下さい)


(追記) 
放送日変更


(追記)
FM「吹奏楽のひびき」で放送?

「名曲探偵アマデウス」ラヴェルの「マ・メール・ロア」をやるというので見ました。

「マ・メール・ロア」は、以前「芸術劇場」で見ました。

今回は、曲の内容を細かに解説してくれるので、わかりやすかったです。
今回の演奏は、「瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ」でした。

ラヴェルが、親友の子どもたちのために書いた、ピアノ連弾曲、だったかな。
「眠りの森の美女のパヴァーヌ」
「親指小僧」
「パゴダの女王レドロネット」、
「美女と野獣の対話」
「妖精の園」

の5曲からなります。

ラヴェルはこの曲を贈った子どもたちの名前、ミミジャンの名前をあらわす音を曲の中に入れたり、子どもたちへの愛情は深い。

「親指小僧」は、貧しさで親に捨てられた兄弟たちの物語。
道を進む不安感に満ちた小道の様子が現れている。
それはラヴェル自身の挫折・孤独でもあった。
ラヴェルは、ローマ賞という賞に5回も応募したのに落選したり、挫折を味わった。
生涯独身でもあったという。

女王レドロネットは、もっとも醜い女王ということだ。
パゴダとは、首をふる中国の人形のことで、女王を歓迎する人形たちの様子を、
5つの音からなる中国ふうに聞こえるという旋律であらわしている。

美女と野獣の物語では、美女をあらわす旋律と、野獣をあらわす旋律があり、
野獣が美女にプロポーズする場面が、低音域からあがっていき美女の音域にせまる旋律であらわされる。
ところがこばまれ、落胆する野獣。
しかし魔法がとけ、王子に変貌するところも曲であらわされているのだそうだ。
手の甲側の指を使い、鍵盤を滑らせる技法で、タララララン♪と上昇メロディーが鳴ると、
今までは暗い、低い音の鍵盤で演奏された「野獣のテーマ」が、美女側の高い音域で鳴る。


「芸術劇場」で以前きいたときは、なんだか難しくてたいくつな曲だな…と思っていたが、
そういう設定をきくと面白い。
でもこれは子どものための連弾曲ですよね。
弾くのも理解するのもけっこう難しそうな感じ。

「妖精の園」という話はない。
これは「眠りの森の美女」のつづきの曲という。
美女と王子の結婚の華やかな場面だ。

「名曲探偵アマデウス」内での解説によると、間の3曲は眠れる美女の見たにあたるという。
その3曲に共通したものとは? そこには「醜いもの」というテーマがある。
外見の醜さにもかかわらず、3曲の人物には優しさや美点があり、
ラヴェルはそのように、内面の美しさを子どもたちへ伝えようとしたのではないか…。
そういったようなことを、うまくまとめられないが、番組では言っていたような気がする。(あくまでも覚えがき)


(追記)
関連記事:『長靴をはいた猫』

11月15日のN響アワーは、
「大河の調べ とわに」という特集でした。
時間も1時間半と拡大版。

第2部は、西洋の大河の曲ということで、
シューマンの交響曲「ライン」
(これはN響アワーのオープンテーマ曲。)
いつもは短く流れるだけだけど、今回は全曲(?)演奏されました。
あと、ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」

こちらは、まあ、聞いてたらどっちでもよくなって寝かけてましたけど(失礼{/大汗/})
第1部が良かったです。

NHKの大河ドラマの曲をいくつか演奏してくれるんです。

はじめは、芥川也寸志 作曲、「赤穂浪士」
昭和39年と古いのですが、これは聞いたことがあるという人も多いのでは?
名曲です。

あと、曲を覚えている、というのは、「篤姫」くらいでしたけど、
「花神」とか、過去の大河の映像が見れたのが良かったです。

また、「天地人」で直江兼続の子ども時代・与六を演じて人気沸騰の、
加藤清史郎クンが出演してくれました。
かわいい~{/ピカピカ/}。受け答えがしっかりしていて、まだ小さいのにすごいな。
「みんなの歌」で『かつおぶしだよ人生は』を歌っているのは彼だそうですよ。

あと、この番組を見よう!と思ったのは、大河特集かぁ…と思ったのもあるけど、
新聞のテレビ欄に、「オンド・マルトノ」って書いていたから。おっ、と思って。
オンド・マルトノは電子楽器みたいなので、テルミンに興味あったので、オンドマルトノにも興味が…。

「独眼竜政宗」は、池辺晋一郎さん(以前のN響アワーの司会者)
が作曲した曲だそうです。

大河ドラマの曲などは、だいたい、どこそこでこういう画面になって、
人物の名前が何秒のところで出るから、と決まっていて、
それにあわせて曲をつくるのだそうですが、
「独眼竜政宗」は、自由につくってくれと言われてかえって困ったと。
そこで、正宗ゆかりの土地へ行ったり、自分なりにキーワードを決めて
曲をつくろうとした。
そのキーワードのあたりから、ぜひ「オンド・マルトノ」を使いたい、と思って、
日本に第一人者がいる(原田節さん)じゃないか、ということで
オンド・マルトノの入った曲を作ったそうです。

原田節さんがゲストで、演奏してくれました!
聞けて感激しました。



N響アワーでメンデルスゾーン特集あるというので、まずはリアルタイムで見た(2)から。

「メンデルスゾーンの「夢」~夏の夜の夢~」


「夏の夜の夢」の「序曲」はきいたことあったんですが、そのいわば本編というのがあるんですね。
(「夏の夜の夢」の話、イジー・トルンカの人形アニメ「真夏の夜の夢」で見ておいてよかった!)

今回は、中井貴惠さんの語りと共に、演奏されました。
放送は抜粋だったのが残念だったけど、中井さんの朗読、とっても良かった。
中井さんは、絵本の読み聞かせの活動をされていますね。
それでも、思っていたよりずっと良かったです。
 

(1)は録画を今さっきみたところ。
「メンデルスゾーン 38年間のきらめき」


メンデルスゾーンは恵まれた環境に生まれたけれど、
「天才中の天才」って言っていました。
38年の生涯でしたが、バッハなどの隠れた曲を発掘しては演奏した(「蘇演」というそうです)功績、
現代の指揮法の道を作った功績などを残したと。

また、ドイツの代表的な作曲家でしたが、ユダヤ人だったために、
大戦の時は楽譜は破られたり、資料は散逸したりしてしまったそうです。
生誕200周年を機に、メンデルスゾーンの研究や評価が高まる機運がでてきた、というような事も言っていたと思います。
そうなるといいですね。

演奏は、
バイオリン協奏曲 ホ短調 作品64の初稿版と、
交響曲第三番「スコットランド」。

交響曲スコットランドは、以前のN響「メンデルスゾーンのスコットランド紀行」でタイトルや成り立ちは聞いていたけど、曲を聞いたのははじめてかな?
そんなにくらい感じはしなかった。
最後は明るい感じで終わって、岩槻里子アナも、「ポジティブな人だったんでしょうか?」みたいに言っていました。

先ほど、BS日テレで「メンデルスゾーン幻想」という番組をやっていることを知り、
あわてて途中からみました。



前に松下さんの「アンデルセンへのラブレター」の番組で見たときと同じく、松下奈緒さんがナビゲーターです。

こちらメンデルスゾーンのほうは、2008年に放送されたものの再放送のようですね。

見たときは、ゲーテのお話をしていたので、
あれ、メンデルゾーンは? と思ったのですが、
そうだ、メンデルスゾーンはゲーテに会いにいったのですね。

でも、よくみていると、
お話はメンデルスゾーン自身より、お姉さんのファニーのことが、メインでした。
この番組は「もう一人のメンデルスゾーン ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの生涯」
という本を元に、構成されているようでした。

ファニーは弟のように、ゲーテに会いにいけなかった。
その理由のひとつは、ファニーが女性だったこともある、と言っていたように思う。

ファニーには、音楽の才能があった。
けれど、ファニーは音楽を出版することも許されなかった。

メンデルスゾーンも、姉が出版することに反対したり、
それを聞いたときは、意外というか、すこしがっかりしました…。

でも、それは、当時の風潮や、家庭や周囲の事情からすると当たり前のことのようで。


松下さんが訪れたベルリンや、
メンデルスゾーンの資料を集めた図書館(資料館?)のようなところ。
研究者の人を訪ねたり。

貴重な映像やお話、楽しめました。

メンデルスゾーンも、やがては姉の音楽家としての情熱を知り、出版に同意するようになりました。
しかし、ファニーを襲う突然の死。

メンデルスゾーンはショックを受け、憔悴しました。
姉にささげる曲を残し、姉の出版の手続きをおえたあと、後を追うように亡くなったそうです。
強い絆に結ばれていたんですね。

お墓は並んでたてられていました。


関連記事:芸術劇場「メンデルスゾーン生誕200年」
関連記事:N響アワー「メンデルスゾーンのスコットランド紀行」
関連記事:N響アワー「メンデルスゾーン生誕200年記念特集」

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