ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

絵本(ホール・エッツ)

「わたしと あそんで」
マリー・ホール・エッツ 文・絵/よだ・じゅんいち 訳
福音館書店



マリー・ホール・エッツといえば、この絵本。みたいにタイトルをよく聞く。
読んでみました。

表紙の女の子の、正面を向いた顔の表情がとても印象にのこる。

タイトルを先に聞いているからかもしれないけれど、
どこか不安そうな、泣き出しそうもみえる、
でも何かを信じている、まっすぐこちらを見ている瞳。

目の離れぐあい、顔の上下に対する目の位置。
結んだくちびる。
印象に残る表情です。
(真っ白なリボンは、編んだ髪を上の方でまとめているのですね)

だから、中身の横顔を見たときは、ちょっとがっかりしてしまいました。
あんまりかわいくないというか…。
それに表情もよみとりにくい感じ。

私は正面顔の方が、ずっとすきだな。
動物たちが戻ってくるところの「わたし」の目線。

後ろの太陽が、「わたし」をずっとみている。

有名な本なので、きっとたくさん、すばらしい感想があることでしょう。

私は、子どもの頃あまり友達とうまく接することができなかったのを思い出して切なくなる。

後ろの作者紹介のところに、
「動物たちと親しんだ幼時は、のちのエッツに、決定的な影響をあたえました。」

とあります。
『おやすみ、かけす』も、動物たちがたくさんでてきますね。
そういうふうに読めば、エッツの絵本もよく、理解できるかな。


「おやすみ、かけす」
マリー・ホール・エッツ 文・絵/まさきるりこ 訳
大日本図書



長い本はまたの機会にして、絵本を。

小さくてかわいい絵本、目について、これにしました。

「もりのなか」のエッツの絵本だった。

青を基調とした絵本で、見た目おちつきます。

「ジェー、ジェー、ジェー」
と鳴く鳥。
あったな。トミー・デ・パオラの「青い花のじゅうたん」

原題は「JAY BARD」
やっぱり「かけす」のことなんですね。
(参考記事:「ジェイウォークのジェイって」

「おやすみなさい おつきさま」の絵本と、雰囲気は少し似ているかな?
おやすみなさい系の絵本、というか。

動物の鳴き声などの擬音の繰り返しとか。
小さい子に読んであげるような絵本?

読んでいて、あれ、これだけか?とも思ったけど、
自分に読んであげようか(心の中で)。

「おねむになった おとこのこ」
の絵が好きかな。
あの子が手に持っているものは何だろう? (パイプみたい…)
左上の丸いものは、最初、月かと思ってたけど、
よく考えたら、シャボン玉みたいなので、シャボン玉を吹くものだろうか。



(追記)
(参考:エッツの絵本『わたしとあそんで』

「もりのなか」
マリー・ホール・エッツ 文・絵/まさきるりこ 訳
福音館書店



図書館いったら風邪もあって、気分悪くなりそうになって、何でもいい…
と目に入ったので借りてきました。
この絵本、有名みたいだし、
(このあいだ「すえっこおおかみ」のところで言ってたように)まさきるりこさんの訳…これにしよう…って。

あれから一週間くらいたつのに、鼻かぜといってあなどってはいけません。どうもまだ本調子じゃないな。

この絵本は、色がなくてモノクロでした。
かみのぼうしをかぶって、らっぱをもった、ちいさい男の子がかわいいです。
後ろ姿も…。
ライオンやぞうやいろんな動物たちが、ぼくのさんぽについてきます。

森の中で動物と出会ったり、おとうさんのかたぐるま、
ベスコフの「おうじょさまのぼうけん」を思い出した。
「おうじょさまのぼうけん」は、物語の中では、ほんとうに動物にであう。
こちらは、お父さんがでてきたところで、視点ががらっとかわって、
ああそうだったのか、ということになるけど。
お父さんのセリフがいいですね。
「きっと、またこんどまで まっててくれるよ」


動物たちの、
「まっててくださぁい」
とか
「いきますよぉ」
とか
いう言い方がのんびりほんわかな雰囲気がでてかわいい。

うさぎだけは、なにもいわなかったり、かくれんぼうでもかくれないのは、どんな意味があるのかなと思う。



(追記)
『もりのなか』についての関連記述

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