ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

絵本(その他)

「バレエ名作絵本 白鳥の湖」
石津ちひろ 文/田中清代 絵
講談社





バレエの絵本、最近いくつかでているみたい?
ドガの踊り子の絵をもとにした絵本は、ちらと見たことがあって、
今回、この「白鳥の湖」を読んだのは、
雑誌のMOEでバレエ絵本が取り上げられていたことから。

そこには、ドガの踊り子の絵本のシリーズは載ってなかったように思うけど、
バレエ絵本って、はやっているんだと思って。

特に、この「白鳥の湖」の絵にひかれて、読んでみることにしました。

いやあ、いくつになってもバレエは、そして特に「白鳥の湖」は、永遠のあこがれです{/ピカピカ/}

表紙裏にはオーケストラピットの絵、
バレエの舞台をみているかのように、物語は進みます。

絵は、バレエに忠実、正確に描かれ、知的な感じです。
どこか、フェリクス・ホフマンを思い出しました。

隠れキャラで気に入ったのは王様ですね。
背が高くてかっこいいし、おかっぱ頭がポイント。

派手な衣装の道化師は、
熊川哲也さんが確か「白鳥の湖」で道化師をやった…?のを思い出しました。

 

音楽を表現するのに、
「♪ター ラララララー(後略)」

は、ないんでない…?

後ろの、舞踊評論家・長野由紀さんの解説では
初演ではオデットと王子は溺れる結末とありますが、
あ、これ聞いたことある…。
ふたりは、黄泉の国で結ばれるとかなんとか…。

でも今では、オデットの魔法がとけて、ハッピーエンドという演出もあり、
この絵本でも、白いドレスにベール(ウエディング?)姿のオデットが描かれて二人は幸せに。

でもやっぱ、白いチュチュ姿のオデットがきれいです~。

「ウォルト・ディズニー ピーター・パン」
メアリー・ブレア 画/
デイヴ・バリー&リドリー・ピアソン 文/橘もも 訳/
講談社



ディズニーのコンセプト・デザイナーだったメアリー・ブレアの絵で再構成された絵本。
雑誌MOEや、「「視点・論点」 アーサー・ビナード ”ふしぎの国のアリス”の不思議」
で、「ふしぎの国のアリス」のことを聞いてたから、この絵本が目にとまったとき、
アリスのほうを探したんだけど見当たらなかったので、こちら「ピーター・パン」にしました。

海賊船の絵が、帆の色がカラフルできれいだった。
人魚が髪をとかしているのも、ささっと描いているだけみたいなのにそれらしくて。
ウォルト・ディズニーが信頼していた人なんだなあ…と思いながら読みました。

「ドリトル先生アフリカへいく」
ヒュー・ロフティング 原作/南條竹則 文/茂田井武 絵
集英社



ロフティングの「ドリトル先生」シリーズは、
ずっと子どものころ、1冊くらい読んだか、読んでないかくらいでよく知りません。
映画か何かになっているもので「オシツオサレツ」がでてくるのを見たような。

絵本があったので、あれっ?と思って読んでみました。
これは、ロフティングの『ドリトル先生アフリカゆき』を原作に、
茂田井武さんが幻燈のために描いた絵だそうです。
その幻燈をまとめ、文がつけられたものです。

貴重な幻燈が、このような形で絵本になり、また楽しめるようになったのは、素晴らしいことですね。

そういわれてみれば、幻燈(ってきちんと見たことはないかもしれない)のように、
淡くにじんだような絵です。

ところどころにある赤い色が差し色でしょうか…? きいています。

茂田井武さんは、武井武雄さん、岡本帰一さん、初山滋さんなどと同じくらいの時代の人?

いまひとつ区別がついていない自分ですが…{/大汗/}
瀬田さんの『絵本論』にこのあたりの人のことが載っていました。
もう忘れてしまっている…。

(参考:レトロな絵本について関連記事
TV「美の壷 レトロな絵本」 コドモノクニ
 


ひとつ気になったのは、赤い十字のマーク
ブタのガブガブが背負っている救急箱は緑の地に赤い十字だけれど、
ドリトル先生がサルたちのためにつくった診療所の上にある旗は、白地に赤い十字のマークがついている。
これって赤十字のマークみたいに見えるけれど…。
赤十字マークって、救急箱や病院をイメージするためにとか、
勝手につけてはいけない、ということをきいたことがあるんだけれど…。
大丈夫なのかな…。

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