ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

石井桃子さん関連

「ちいさいケーブルカーのメーベル」
バージニア・リー・バートン 作/
かつらゆうこ・いしいももこ 訳/
ペンギン社





久しぶりのバートン。

今度はケーブルカーが主役です。
そしてやはり、名前はメーベルで、女の子なんですね。

ケーブルカーが坂の多いサンフランシスコで生まれ、発展し、時代は過ぎて、バスや車が行きかい…。
でもケーブルカーが廃止か、となったとき、町の人々は…。

ケーブルカーがなくなるかもしれない、と知った時のメーベルの顔がどことなくがっかりしているように見えます。

バートン独特の、くるくる渦巻きやらせん模様で縁取り(縁取りも絵の一部)された絵を久しぶりに見ました。

町の人たちが書いた請願書がくるくる、市役所へ続いていく絵は大胆ですね。

「せきたんやのくまさん」
フィービとセルビ・ウォージントン 作・絵/いしいももこ 訳
福音館書店





ちいさい絵本です。

中川李枝子さんの本で知ったのだったかなあ。
はっきりわからない。

せきたんやのくまさん とあるけど、
原題にはテディベアとあるから、ぬいぐるみなのかしら。

お話がシンプルで、石井さんの訳が石井さん的。
「300えん」とか、日本の言葉になってるところとかも。

「パンやのくまさん」
「ゆうびんやのくまさん」
「うえきやのくまさん」
というのもあるんですって! 知らなかった。



BS日テレというところで放送していた、
「ジブリの本棚 ~宮崎駿が選ぶ 子どもたちに読ませたい本~」
という番組を見ました。

最初見られなくて、再放送。

2時間もあったので、かなり疲れた。。
でも見るべきものがたくさんあって良かったです!!

阿川佐和子さんが宮崎さんとお話するのが楽しかった。

岩波少年文庫創刊60周年の「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」 に関すること、見れました。

その選ぶために、少年文庫読み直した、って番組の最初で言ってたので、
すごいな…忙しいのに読み直したり、もう全部児童文学に詳しくてすごいんだ、と思ったけど、
「床下の小人たち」の話題のとき、ちょっと間違えたこと言って、
阿川さんに指摘されてると、「読み直してないですもん」みたいなこと
を言っていました。

「映画で脚本かいたのに読み直してないんですか」
「当たり前ですよ、一回読めば充分ですよ」
みたいなことをおっしゃいました。

なーんだ、読み直さなくても、間違ってもいいんだー
宮崎さんでもそうなんだ、って、ちょっとほっとしてました。

展覧会にも行けないので推薦文の小冊子、手に入れることはできなかったけど、
何冊か、推薦文を下書きしたメモが出てきて、
どんな推薦文が載っているか、少し分かってよかったです。

 
石井桃子さんのこともありました!

宮崎さんは、えっと、うまく再現できないけど、
石井さんの訳というか文章は特別、みたいなことを言っていたと思います。
「石井さんのような偉い人には会いに行きたくないですよ」、みたいなこともおっしゃってました。

宮崎さんみたいな人でもそんなふうに思うんだ、と思っていると、

阿川さんが
「えー、じゃあなぜ私は宮崎さんみたいな偉い人に会いに来てるんですか?」
と言って和ませるというか、阿川さんて、飾り気なくて好き{/揺れるハート/} と思いました。
「私は偉くないですよ」って宮崎さんが言って、
なんだか、今まで自分の中にあった宮崎さん像が少し変わったかも。

阿川さんは、石井さんのかつら文庫に小さい頃行っていたそうです。
わー。

 

「世界ふれあい街歩き」 コッツウォルズ
ボートン・オン・ザ・ウォーターの街にある、精巧なミニチュアの街並ジオラマのことを書きましたが、
あのジオラマがまたこちらでも出てきました!
というのは、
「床下の小人」シリーズの第何巻か忘れましたが、そこでは、小人がそのミニハウスの中に住むという設定になってるらしいんです{/!!/}
知らなかった{/!!/}
メアリー・ノートンは、このジオラマを見て、その作品のヒントというか、思いついた、…みたいなことを言っていたようにも思います。
そうだったんだ…。知らなかった~。
 
 
とにかく、児童文学のことが満載の番組で嬉しかった。
さし絵のこともありました。
ラングの、色の童話集に描かれている絵、その時代の挿絵のこと…。

「ハンス・ブリンカー 銀のスケート」のさし絵は、阿川さんが覚えているって言っていたかな?



以上は、思い出して記事にしました。


「サリーのこけももつみ」
ロバート・マックロスキー 文・絵/石井桃子 訳
岩波書店



『かもさんおとおり』のマックロスキーです。

「落合恵子の絵本の時間」で、この絵本がとりあげられると知って、読みたくなりました。
ちょうどよいタイミングで読めました。

サリーの、表情が好きです。
サリー独特の顔つきっていうか。

マックロスキーの絵の、ちょっとコミック的なところも好きです。
(でも、岩や、くまの毛並みなんか、線だけでかいててもすごくリアル。)

サリーのお母さんと、こぐまのお母さん。
サリーと、こぐま。

行き違いの場面が面白いです。

「ピーターラビットのおはなし」
ビアトリクス・ポター 作・絵/いしいももこ 訳
福音館書店



「ピーターラビット」のシリーズ、きちんと読んだのははじめて。
アニメでは見たことあるけれど。
(参考:HP の、ピーターラビットのアニメの記述

ピーターラビットは、キューピーマヨネーズ(?)のCMで、昔好きなのがあった。
森本レオさんだっただろうか?ナレーション。

はっきりおぼえてないけど、
「ピーターのために、キャベツ(レタス?)を一枚残しておいてあげて」みたいなことと、
さいごに、
「ピーター、キャベツ(レタス?)を食べ過ぎてはいけませんよ」、みたいなことをいうナレーションが好きでした。
もちろん、絵も好きで、ピーターラビットの世界に触れたできごとの一つとして、大きい体験。

「ピーターラビット」といえば、ビアトリクス・ポターのことの映画「ミス・ポター」も最近TVで観ました。

絵本のほうは、おなじみな絵、
フロプシー、モプシー、カトンテール(って、あまり聞かないような名だけど、どういう意味でしょうね?)
が赤いケープを着て、おかあさんのいうことをきいている横で、ちょこんとうしろを向いているピーター
襟口のボタンをはめてもらっているピーター。
かわいい。

かみつれを煎じているおかあさんうさぎは、どっしりと見えて、おかあさんらしいと思う。

かわいい絵をもうひとつ見つけました。
すぐりの木のあみにひっかかったピーターが、涙をこぼしているところ。
すずめが励ましてくれます。

石井桃子さんの訳の素晴らしさについて、書いてあるサイトさんをちらっと見てました。
石井さんのこと、またもっと知りたい。
「ピーターラビット」のシリーズもまた読みたい。


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