ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

ドラゴン・竜関連

「おぞましい りゅう」
デイヴィッド・ウィーズナー&キム・カーン 再話/デイヴィッド・ウィーズナー 絵/江國香織 訳
BL出版





りゅうの絵本、みつけました!

表紙にある絵、王子様みたいな姿の男の人と、りゅうの絵。
いままで読んだ絵本では、創作されたお話や、簡略化されたりおもしろおかしいりゅうだったりしたので、これは、おっ、なにやら本格的なりゅうのお話かも?と心おどりながら手にとりました。

デイヴィッド・ウィーズナー。うしろの人物解説のところ読んでみたら、『フリーフォール』の作者とあって、このあいだ、この絵本ちらっとみたから、あっと思った。
たしか、字がなくて、絵だけの絵本…。そこに、りゅうの絵がひとつあったような?
あんまりりゅうはたくさんでてなかったし、読むのやめたけど、今度またチェックしてみよう。

で、この絵本は、ウィーズナーの言葉のところにこうあった。

「 この物語は、イギリスの民俗学者ジョゼフ・ジェイコブズが、1890年刊行の“English Fairy Tales”という本に、“The Laidly Worm of Spindleston Heugh”(スピンドルストーン・ヒューのみにくいワーム)と題して再話したものを元にしました。さらに元をたどると、これは18世紀の民間伝承の物語詩からきています。ジェイコブズは、物語詩版の主人公オーウェインは、アーサー王伝説のサー・ガヴェインと同一人物であると推測しています。(後略)」


あ、ジェイコブズの本、読んだけど、『スピンドルストーン~』という話は、はいっていたのかな?

(参考:HPの、ジェイコブズ『ジャックと豆のつる イギリス民話選』のデータ


この絵本自体もまた、ウィーズナーたちが、あらたに再話したわけだけど、民話的なお話でうれしかったです。

『フリーフォール』をみた時もちらっと思ったのは(まだちゃんと読んでません※)、きれいな絵なんだけど、ちょっとうごきが止まっているようなそんな感じも…? (※『フリー フォール』、のちに読みました。)
でも、きれいな絵です。

妹のマーガレット姫のドレスのスカートのところ、きれい。黒っぽい上着に、スカートはピンクっぽくて柄が入っている。ちょっと変わってて素敵なドレス。
継母のお妃さまがワルで、お姫さまはりゅうにかえられてしまう。

りゅうのうろこの柄が独特な感じ。このりゅうは、身体がけっこう長くて、顔は爬虫類系な感じがした。

(追記)
そうか、「ワーム」なんだ。「ドラゴン」じゃなくて。だから、恐竜型の体型のドラゴンの絵もいままでの絵本などで見てきたけれど、それよりも、爬虫類的なのだろうか。

「とびたて! 竜の子ダンド」
ジェニー・ニモ 作/アラン・マークス 絵/安藤紀子 訳
偕成社



ほかの子はもうはやくからとんでいるのに、
末っ子の竜の子だけは、羽も蝶のように弱くて、とべません。
竜の国へいくときが近づいているのに。
おじいさんは、竜の国の王、ダンド。
おとうさんのカイ殿下は、末っ子におじいさんの立派な名前をくれました。



ときどき、絵の中でいいなと思える絵がある。

ダンドが口をあんぐりあけているところとか、
かぶとをかぶって長く髪をあんだウェルキン人の、スモウルド隊長のむすこ、ドラムが、ふとんのなかでないてるところとか。

(父親のスモウルド隊長、けっこういいとこあります。)

「いたずら王子バートラム」
アーノルド・ローベル/ゆもとかずみ 訳
偕成社



アーノルド・ローベルは『ふくろうくん』というのを読んでみたいとおもっている。

これは、「りゅう」になってしまう男の子がでてくるというので読んでみた。

バートラム王子はいい子ではありませんでした。
ベッドでわめく、あかんぼの王子。
少しおおきくなっても、いたずらばかりです。
にくたらしいような目つきの小さい王子の絵が、ミョーにツボにはまります。

小さいりゅうの絵がかわいらしいです。
口からはく火の描き方が気に入りました。

さいごは、王子さまも、ほほえんだ口元の、あいらしい笑顔になってます。
よかったね、バート。


(追記)
『ふくろうくん』を後日読む。

「りゅうの目のなみだ」
浜田廣介 作/植田真 絵/集英社



「ひろすけ童話絵本」とあります。

この絵本を読んだのは、りゅうがでてくるというのもあるし、『ないた赤おに』という話、タイトルは有名だけど、ちゃんと読んだことがなくて
どんな話かはっきりしらなくて、前から読んでみたいと思っていたことから。
人におそれられきらわれるりゅうがでてきて、読んだら泣けてくるようなお話だと思って、『ないた赤おに』と似ているような気がした。
でも『ないた赤おに』が見当たらなかったし、まずこちらを読みました。
『ないた赤おに』後日読みました。

そうしたら、同じ浜田廣介さんの作でした。

最初は、龍がでてくるのだから、絵がらは、水墨画みたいな絵本だろうな…と思っていました。
(読んでみたら、南のほうの国とあるので東洋が舞台ではないかもしれないけれど…)

でも、この絵本の絵は、わりと、おしゃれなイラストレーション、ともいえるような絵がらでした。

時代も、昔ふうでなく、衣装も、無国籍というか。

話は、泣けるほど感動!というわけではなかった…。
(『ないた赤おに』のほうはどうでしょうか…?)
しかし、偏見をもたない「子ども」のまっすぐな気持ちが、つたわりますね。


「いっても いいかい。いっしょに いっても いいのかい。」
「いいとも。ぼくは、ね、おまえさんを いじめは しない。
また、だれか、いじめようと したっても、かばって あげる」
(本文より)



しかし、おもったのですけれど、
この話、最後の解決のしかたというか、それ、
ネズビットの『ドラゴンがいっぱい!』のなかにあった、「最後のドラゴン」
と思い出しました。

(参考:HPの『ドラゴンがいっぱい!』の感想

ネズビットのほうは、ナンセンス・コメディ、面白さ。
こちらは、心に訴えかけるような叙情性というか、真面目なしっとりしたものがありますので
タイプはぜんぜん違います。
でも、りゅうが最後にどうなるか、という、ことになると、なんだか似ていますね。
ネズビットのほうは、オチになっていて良いとしても、
『りゅうの目のなみだ』のほう、りゅうは、あれで、よろこんでいたようですが、
ほんとうにあれでよかったんでしょうか…?
ありのままのりゅうでいては結局ダメなんでしょうか…? ちょっとすっきりしないものも感じました。

映画の「エラゴン」、お正月休みにみることができました。
団体向けみたいな劇場チケットを安く買ってて、まだまだ期限あるとおもってたら、そろそろ行っておかなくては…という時期になってきたので。

本も読んでいないですが、やはりみておきたくて。
ドラゴンがとぶところは迫力の映像ですね。

あまりネタバレはしないけど、誰が誰ににているかって話。

主役の人が田原俊彦に似ているといったら、一緒に行った連れが、林隆三に似ているって。(ってね…{/大汗/})
きっとあのくるっした髪型と、目を細める(?)ようなところ、そういえば少し似ているかも…?

そして、ワルの人(ダーザ?)は、萩原流行と意見が一致しました。{/チョキ/}

ダーザの現れ方、一つびっくりしたなあ~。笑うトコじゃないけど、くくく…
それと、主役の人のいとこの人のズボンが青くて、一瞬ジーンズはいてる?って思った。


あれ? そういえば、「エラゴン」のチラシ、マニアではないけれど3種類もっているんです。
「ナルニア国物語」「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」と、「プラダ~」の時に、GET!{/嬉しい/}
その1枚に載ってる主役の人、髪型もう少し短い…?顔も少し違うような気がする。
おなじ人なんでしょうか…。



エラゴンのパンフレットとドラゴンの文学のこと

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