「わたしと あそんで」
マリー・ホール・エッツ 文・絵/よだ・じゅんいち 訳
福音館書店



マリー・ホール・エッツといえば、この絵本。みたいにタイトルをよく聞く。
読んでみました。

表紙の女の子の、正面を向いた顔の表情がとても印象にのこる。

タイトルを先に聞いているからかもしれないけれど、
どこか不安そうな、泣き出しそうもみえる、
でも何かを信じている、まっすぐこちらを見ている瞳。

目の離れぐあい、顔の上下に対する目の位置。
結んだくちびる。
印象に残る表情です。
(真っ白なリボンは、編んだ髪を上の方でまとめているのですね)

だから、中身の横顔を見たときは、ちょっとがっかりしてしまいました。
あんまりかわいくないというか…。
それに表情もよみとりにくい感じ。

私は正面顔の方が、ずっとすきだな。
動物たちが戻ってくるところの「わたし」の目線。

後ろの太陽が、「わたし」をずっとみている。

有名な本なので、きっとたくさん、すばらしい感想があることでしょう。

私は、子どもの頃あまり友達とうまく接することができなかったのを思い出して切なくなる。

後ろの作者紹介のところに、
「動物たちと親しんだ幼時は、のちのエッツに、決定的な影響をあたえました。」

とあります。
『おやすみ、かけす』も、動物たちがたくさんでてきますね。
そういうふうに読めば、エッツの絵本もよく、理解できるかな。