「おおきくなりすぎたくま」
リンド・ワード 文・画/渡辺茂男 訳
福音館書店






濃いセピア色のような、一色で描かれていて
ちょっと深刻な話かなあと思った。

でも、そんなことないです。

1952年のコールデコット賞。

おかの上に住む、ジョニー・オーチャード君
かえでさとうのかたまりを、村に買いにいくたび、
それぞれの家の、熊の毛皮がほしてある納屋を見て、ばかにされているような気持ちになります。
自分の家では、全然そんなことがないから。

自分でしとめてやる、と森にはいったジョニーくん。

かわいいこぐま!

お父さんの、困ったなあ…と頭に手をやるしぐさが、物語っています。

「小鹿物語」のようなラストになるのではと、どきどきします。
(見てないけど)

実際には、こんなに大きく大きくなった熊が、
こんなに馴れ続けるわけ、ない、って思っちゃう。

そのあたりが、ちょっととまどう。
リアル系の話でないのだとしたら、じゃあ、
まるっきりの物語なのかといわれると?