ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

ダコタ・ファニング

「I am Sam アイ・アム・サム」



2001年 アメリカ

原題 I AM SAM

監督 ジェシー・ネルソン





ショーン・ペン、ダコタ・ファニング。



この映画、ちょうど「ロード・オブ・ザ・リング」と同じころに上演していたんじゃなかったかなあ…?

2001年の映画、もう10年になるんですね。



最初のほうはちょっと見れなかったので、わからないこともあった。

アニーって誰かな、サムのお母さん?なんて思っていたけれど、友達だったみたい。

ピアノがうまくて、引きこもっている…?



知的障碍があるサムは、娘のルーシーが7歳になり、子育てが無理と判断されて引き離されそうになる。

弁護士をやとって裁判しようとするけれど、敏腕弁護士を雇う、多くのお金がない。



その敏腕弁護士リタを演じているのが、ミシェル・ファイファーで、

ひょんなことから無料でサムの弁護を引き受けるはめになる。



サムがルーシーに何度も読んで聞かせている絵本が、

ドクター・スースの「緑の卵とハム」というんだけど、

どうもこれは、邦訳されてないみたい…。

もうひとつ、サムが読めない言葉のある絵本がでてくる。

「STELLALUNA」と見えたので、調べてみると

ジャネル・キャノンの「ともだち、なんだもん! コウモリのステラルーナの話」という絵本らしい。



この映画、随所にビートルズのことがでてくる。

私にはよくわからない話題もあるんだろうな。



サムは、裁判にあたり精神科医のところに行くように言われている。

「裁判所から指定されている精神科医なので、守秘義務はない」といったお医者さん。
感じわる、と思ったけど、

証人席で、弁護士のリタに、自分の弱点(息子のこと)を聞かれたときの表情、泣き出した顔が、目にやきついた。

リタには共感できるところがあって好きだけど、弁護士はこういう策をつかう時もあるんだな…。

次の時は、サムの弁護側の証人、アニーが、弱点をつかれていたけど…。



サムは、スターバックスをやめてしまって、ピザハットに行っちゃったのかな。

スターバックスにもいい人がいたように感じたんだけど。ちょっと残念。


「シャーロットのおくりもの」

2006年 アメリカ
原題 CHARLOTTE'S WEB
監督 ゲイリー・ ウィニック


原作を読み、映画もあったので見てみました。
うーん…。
特にとても良かったということもない、かな…。

ファーンを演じるのは、ダコタ・ファニング(参考:『宇宙戦争』)。
ウィルバーはとてもかわいいし、バターミルクで洗ってもらったように清潔で。


映画の最初の、実写じゃなくて絵から始まるところの絵、いいですね。

動物たち、羊なんかが並んだりしているところはどうしているんだろう。
ほんとの実物みたいに見えるけど、アヒルだけは作り物に見えるんですけど{/大汗/}…なぜ?

シャーロットのフォルムは、リアルでぎょっとしますね…。
巣をあんでいるところは、CG? とても興味ある場面でした。

ファーンがウィルバーや動物たちに聞かせている絵本は、
『かもさんおとおり』でした!

びっくりしたのは、皆が読んでる新聞の文字や、
「例の文字」が日本語だったこと。

吹替えだからと思うけど、
英語そのままで、下に日本語ついているのじゃなくて。

子どもが見るからかもしれないけど、わざわざ映像を作っているってことですよね…。
いったいどうしているの?
「ピカピカ」が日本語なんて、ちょっとがっかり…。



「宇宙戦争」

2005年 アメリカ
原題 WAR OF THE WORLDS
監督 スティーブン・スピルバーグ




はあ~、こわかった~。

H・G・ウェルズが原作ということで興味をもっていました。
劇場でやったときは、見に行ってません。

トム・クルーズ主演。ダコタ・ファニングが娘役です。

ミランダ・オットーが出ていた!
 (「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのエオウィン役の人)

トム・クルーズの演じてるのは、ダメな父親と、
映画の前の解説で言われているのをきいたんだけど、
私は、子どもに対しては、ダメとは思わなかったな。

娘がそばから離れないように見ているし、
息子には、妹を守るようにいつも説き伏せている。
(というか、西洋のお父さんは、子どもを守る環境に対してそうなのかもしれない。)

息子が、宇宙人と戦うために離れていこうとすると、それを必死で止めて、
「憎まれても、許さない。愛しているんだからな!!」
と言っていました。
(それを言うには、ギリギリの状況があったからだけど、
反抗ばかりの息子に今まで言えなかったこと、
わざとちゃらんぽらんを演じてたような自分を捨てて、本音がでたんだと思えた。

地中からでてきた、謎の乗り物というか機械みたいなやつ。
ああいう形のものって「トライポッド」っていうのですね。
三脚みたいなの。
映画でも、「トライポッドが…」みたいな台詞がでてきたけど、みんな「トライポッド」って呼んでるのかしらん。

うー…。スピルバーグの映画は、あまり好きじゃないかもしれない。
後味が…。
前の日に「E.T 25周年アニバーサリー版(?)」を(途中から)見てほのぼのしてたのに、
こちらの宇宙人は全く違って、悪者だった。

なぜか、日本に言及している場面が2箇所あった。
ひとつでは、「大阪では、3機倒したらしい」、というところ。
どうやってやっつけたんだろう。



(追記)
本「宇宙戦争」読みました

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