「ね,うし,とら……十二支のはなし」
中国民話より
ドロシー・バン・ウォアコム 文/エロール・ル・カイン 絵/
へんみまさなお 訳/
ほるぷ出版



エロール・ル・カインの絵本、久しぶりです。
あんまりオリエンタルな絵本より西洋的なのが好きだし、
これはなかなか読もうとしてませんでした。

でも、こういう題材こそ、ル・カインの才能と魅力が発揮させるところですね。

これは、十二支の順番で、どうしてねずみが一番になったか、というお話。
うしと、一番の順番をあらそうんですけど、ねずみのほうが一枚うわてでした。
ちょっとずるい気もしますけどね。

動物たちの絵は、中国ふうな感じだけど(「りゅう」なんてまたすごくてね)、
私は馬って中国ふうな絵ではどんな感じかあまりわかってないのもあるし、
この馬はどこか、ユニコーンみたい、と思いました。(もちろん、つのはありませんけど)

しかし、ル・カインは、題材により、いろんな風味の絵がらを使い分けますね。
いろんな絵が描けて、独自性があり、異色な絵本作家さんですね。