「ロビン=フッドの冒険」
ハワード=パイル 再話/中野好夫 訳
講談社(21世紀版 少年少女世界文学館2)
以前、岩波書店版の『ロビン・フッドのゆかいな冒険』を読みました。
(参考:HPの『ロビン・フッドのゆかいな冒険』の感想)
それは、ハワード・パイルの絵がついていて、それがとても良かったのを覚えています。訳は村山知義さん、村山亜土さんでした。
今回、読んでいて、いわゆるおなじみのというかそういうエピソード、再び読んで思い出せたのは良かったのですが、以前読んだのと、ちょっと違うようなところも感じましたが、どうでしょう…
。
ちびのジョン(リトル・ジョン)と、ロビンが、ちょっとした行き違いで、わだかまっているようなところもあったような…? はっきりは覚えていませんが。
今回は、ロビンに、ちらっと疑いの気持ちがおこっただけで、すぐ思い直していました。
ノッチンガムの弓術大会でロブと名乗ったロビンが、ハンチンドン伯の娘マリアンに
「ロブ イン ザ フッド」(p.22)
と礼を言われています。注に
「ずきんのロブ」の意(p.22)
とあります。ロビン=フッドって、そういう意味だったんですね?!
(追記)
映画「ロビン・フッド」みました