ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

北欧

このあいだ、TVの「すてきにハンドメイド」(以前の「おしゃれ工房」(?))
で、「北欧の森を遊ぶ 小さなオーナメント」
というのをやっていました。

クロスステッチをほどこした、かわいい小さな飾り物で、
ぶら下げたり、ストラップにしてもよさそうです。

講師は、山梨幹子さんという人で、
図柄は、北欧をイメージした、トムテとか、森の木々などでしたが、
元は、それらは、スウェーデンの手芸協会が毎年、クリスマスの時期に出すキットでした。

スウェーデンの手芸協会は、毎年、そういう図案のキットを出しているんだそうです。

スウェーデンでのクリスマスのごちそう、ポークから、ブタさんをあしらった図柄。
トムテが、りすにともなわれて森へ行くところ。
など、過去に発表された図柄、クロスステッチで仕上げたもの見たら、素敵でした。

北欧のこと、覚書でした。( ..)φメモメモ

最近、NHKは北欧のこと、ちょこちょこやってくれるような気がする。。。

その他でも、このごろ北欧の手工芸やファブリックなど、流行っているのでしょうか。

9月26日のN響アワーは、シベリウスとサリネン、で北欧。

シベリウスは時々、テーマがあったりするけど、
サリネンがあるなんて、と見ました。

アウリス・サリネンは、交響曲第7番『ガンダルフの夢』を作曲した人では?
と、思って、見ました。
今回の曲目は、
室内楽 第8番 「木々はみな緑」という、チェロ協奏曲だそうです。

シベリウスは「バイオリン協奏曲」で、シベリウスは、交響曲はたくさんあるけど、
協奏曲はこれひとつ、って言っていたように思います。

初演のときは、あんまり評価されなくて、郊外の家で手を入れてから
再度初演したときは成功したそうです。

サリネンの「木々はみな緑」というのは、詩人で、オペラの脚本を書いたりもした(?)
パーヴォ・ハーヴィッコという人の詩から引用され、
自然を愛した、故ハーヴィッコ(2008年に亡くなる)との思い出にもささげられている曲だそうです。
サイトを見たら2009年とありましたから、新しい曲なんですね。

チェロは、 ピーター・ウィスペルウェイという人です。

「ガンダルフの夢」もそうでしたけど、
「木々はみな緑」も、難しい曲でした。。
現代曲らしいっていうか。。

「木々はみな緑」というから、もっとさわやかな曲かな、と思っていたら、
かなり重々しい、激しいチェロの響き。
森の重みや、厳しさを感じました。

2曲を通じて、フィンランドの自然が表現された番組でした。

雑誌「ミセス」2009年7月号(No.654)
文化出版局

特集「フィンランド」



フィンランド特集があると知って、読めるのを待っていた『ミセス』。
たまに興味ある特集をしてくれるミセス、しっかしセレブな雑誌ですね。。
特集のところぐらいしか読んでないですけど。

北欧、フィンランドといえば、デザイン、と教育、ですか?
それらの紹介のページもありました。

特に、興味を持って読んだ記事は、
「館野泉さんが案内する 音楽が生まれるところ」

館野さんは、シベリウスの音楽に、を感じておられるようだった。
初めて聴いたのは、有名な「フィンランディア」ではなくて、最後の交響曲、第7番
後に「タピオラ」を聴く。
その曲の「呼吸」の深さや「沈黙」に、
「こういう作品を書いてしまった人は、もう音楽が書けないだろうと思った。」(p.165)

そうです。

9月13日のN響アワー「北欧の巨匠シベリウス 魂の風景」を思い出しました。
(そこでは西村朗さんが、シベリウスが筆をおいたのはなぜか推測していらっしゃいました。)


また、大作ではないけれど即興曲第5番には、
「どこから始まったとも知れず河は流れ、生涯私の中を響き続け、死の後にも私の中を流れていくのだと思った。」(p.165)

とも書いておられた。
館野さんの中に、シベリウスのそのような作品に通じ合うものが、あるのでしょうか。
若者だったときから、ウィーンなど他の演奏家のめざす土地ではなくて、フィンランドに住み続けてきた館野さん。

本もお好きだったようです。
北欧の文学もよく読んだと言って、作家の名前を挙げたそうですが、
どんな作家なんでしょうね? 気になるところです。
館野さんがお持ちの、カレワラの本の写真も載っていました。

アイノラ荘の写真もありましたよ。

また、テンペリアウキオ教会の写真もありました。
NHK海外ネットワーク フィンランド中継特集で出てきた教会ですね。)
館野さんと息子さんのコンサートがここで開かれたそうです。
 


「世界ふれあい街歩き」という番組を見ていました。
シアトル(アメリカ)の回。


カメラが街をめぐりながら、出あう人、めずらしい建物や物事を写しながら、
散策している感じの番組です。

見ていたら、あっ、と気になることがありました。
公園があって、北欧の国の旗があがり、
巨大な絵のようなものがかかっています。

「あの絵は何ですか」とベンチに座っている人に聞いたら、
「ノルウェー人だよ」と言っていました。
すると隣のおじさんが、
「スカンディナビア人さ。ここはスカンディナビア人の街だからね。私はオランダ系だけど」
みたいなことを言っていました。

シアトルは、スカンディナビアからの移民が多いんですね。
絵は、シアトルがベルゲンと姉妹都市であることを記念(?)したもの、だったかなあ?

ベルゲンって、このあいだ書いた記事、「グッチ裕三の世界の料理ショー」で写真でてきた街。
ノルウェーの街なんですね。

また進んでいくと、
トロール通りというところがあり、
橋の下に巨大なトロール像が。
目は光り、車をかかえています。

トロールって、「橋の下にいるもの」なの?
と思ったら、絵本の『三びきのやぎのがらがらどん』では橋の下にいたみたい。
(参考:HPの『三びきのやぎのがらがらどん』の感想

トロール像を見ている人に、この像はなんなのか聞いてたら、
特に深い意味はないようでした。
北欧と関係あるから、とかではなさそうでした。

「このあたりはこういうユニークなものがあるのよ。ロケットとかね。」
とか言っていました。
たしかに、道をすすんでいくと、くねくねした形のベンチとかがあったりして、アートな感じ。

でも、ちょっと北欧がでてくると思ってなかったので、
得した気分です。

読んではいませんが、
北欧の特集している雑誌の、広告、みつけました。

「giorni(ジョルニ)」という雑誌の、vol.4号です。

「特集「北欧の幸せ暮らし」」
とありました。
インテリアや、ファッションなどの雑誌かな?

公式サイト、載せておきます。
(参考サイト:雑誌「giorni」のサイト


おしらせまで。

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