ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

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地球ドラマチック

9月9日の「地球ドラマチック」
「よみがえれ!カティーサーク ~引退、炎上、そして再生~」
というのでした。

「カティーサーク」っていう名前の紅茶飴が、昔あったんですよね。

話がそれましたが、カティーサークは帆船の名ということを知るようになり、
ティークリッパーという、紅茶を運ぶ快速船ということも知るようになりました。

こんな番組があったので、見てみました。

カティーサークの現物って、未だにあったんだ{/!!/}

そうか、140年前のものなのですね。

カティーサークは確かに速かったけれど、
他の船に負けたこともあったし、いつも一番っていうこともなかったみたい。。
でも、他の帆船と速さを争っているときに、波で舵かなにかがもぎとられたりして、負けてしまったけど、
それがかえってカティーサークの名声を高めた、とか言っていた。
蒸気船を追い抜かしたりもした。

カティーサークとは、ロバート・バーンズの詩に出てくる、魔女の衣服のことだそうで、
馬のしっぽをつかんでいる魔女の姿が、船首像になっているそうだ。

スエズ運河ができたところだったので、帆船のティークリッパーの時代は終わるところだった。
蒸気船の時代。
カティーサークもティークリッパーとしての使命を終え、
羊毛を運ぶクリッパーとして活躍したりもしたが、
ポルトガルに売られて一時名前を変えられたりした。

いつも名声ではなかったんですね。

やがて引退してグリニッジのドッグで保管されて観光客が見られるようになっていたらしいけど、
また老朽化が問題になり、修復されることになったのでした。

なのに、火事が起こるというトラブルが{/衝撃/}
運よく、多くの部分は剥がされて別のところで保管されていたから、また補修作業にかかれました。

できあがると、船が持ち上げられて展示され、下の部分から見られるみたいになる(?)ということでした。
あんな重いものを持ち上げるなんて…すごいですね~。



NHK「地球ドラマチック」
「コロンブスは世界をどう変えたのか~“新大陸”に「あったもの」「なかったもの」」
というのをやっていたので、見ました。
前・後編、2回。

番組で、スペインのイサベラ女王が出てきた。
このあいだ「探検と冒険の物語」を読んで、
「スペインのイサベラ女王」、って出てきたのを思い出した。

ヨーロッパ人が行く前のアメリカ大陸で、
ミシシッピ文明というのがあった、というのは、はじめて知った。

ヨーロッパと、アメリカの、農耕のやりかたがそれぞれ映像で再現されてた。

ヨーロッパでは、例えばベネチアとか、とても発展して木材がたくさんいるようになり、
木の伐採がすすんだ。
どんどん木が切られて、土が河に流れ込んで魚がとれにくくなったり…。
今も昔も、環境破壊があったんですね。

そして、アメリカ大陸に行くようになってからも、
どんどん木材を切り出していってるCG映像がショックでした。
 

アメリカ大陸にヨーロッパ人が持ち込んだものは、馬や、豚などの家畜があり、
豚は最初はたった8匹だった、っていうのは驚いた。
馬も、いなかったんですね。
それが、どんどんふえていった。

インカやアステカ文明は滅ぼされた。
また、ヨーロッパ人自身も知らずに持ち込んだものは、病原菌。
アメリカ原住の人たちの、(少なくみつもっても50パーセント)90パーセントくらいが亡くなったと言っていた。

反対に、アメリカからヨーロッパへは、病原菌は入ってこなかった。
家畜などは、あまりアメリカにはなかったため、それも持ち込まれなかったが、
ジャガイモは根付き、飢饉を救いヨーロッパを変えたという。

砂糖、たばこなどの嗜好品をヨーロッパに輸出するため、
アメリカには農地が広がり、その労働力のため、
アフリカから奴隷がつれてこられた…。

 

番組では、コロンブスはイタリア・ジェノバ出身、と言っていたように思うけど、
またいろんな説があるようですね。

「コロンブス 永遠の海」という映画があって、(オフィシャルサイト
そこでは、コロンブスはポルトガル人だったのではという説から、老夫婦が謎を追って旅する、みたいな映画かな?
ポルトガル人には、海に対する思い* というものがあるようなんですね。

(参考記事:
「航路をひらいた人々」
「ウズ・ルジアダス ルシタニアの人びと」

2月11日の、「リバーダンス キッズ ~NY第59小学校~」みました。


ニューヨーク、ブロンクスの小学校。
アイルランド出身の先生がいます。

「リバーダンス」の写真を見た子どもたちが興味を示したことから、
アイリッシュダンスの練習がはじまり、
「ケルティック・ドリームス」と名づけられたダンスチームを結成します。

子どもたちはダンスに没頭するようになりました。
ダンスだけではなく、自分への自信を持ち、他の文化への興味と理解も深まるようになります。

子どもたちを取り巻く環境は、あまり恵まれているとはいえません。
住んでいる地区には貧しさもあり、犯罪の問題もあります。
そんな中、学校の先生たちの、子どもたちに夢を与えるという思いと、
親が子を見るまなざし(世界には別の文化や世界があり、それを見て、羽ばたいてほしいと願っている)、
そんなことが感じられました。


先生はアイルランドからNYに来たとはいえ、特にダンスや体操の先生、というわけでもなさそう…。
なのに、ちゃんとアイリッシュ・ダンスが踊れるんですね。スタイルもよいし。すごいわ。。

そして、子どもたちは、なんとアイルランドのTVに出演することになったのです!
 


ところで、TV出演のため、アイルランドへ行った子どもたち。
遺跡のようなところで、男の子二人が言った言葉が気になっています。
石の遺跡の中に入ったところで、なんとかかんとか・・・「・・・The Lord of the Rings」と聞こえた気がしました。
なんと言ったんだろう…。気になります。
シチュエーションとしては、「この遺跡、ロード・オブ・ザ・リングの世界みたいだね」というような感じだと思うのですが…。

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