ゆきて帰りし道で

映画と、児童文学と、絵本 etc.

他ブログから引っ越してきました。 まだ体裁やリンクが不完全です。内部リンク切れしています。

年度読書・映画ベスト


【2010年】



[1]私のベスト 順位はつけず、心にのこったものを挙げます。



●本


「ゆびぬき小路の秘密」 小風さち

「ひろすけ童話 椋鳥の夢」 浜田廣介

「みつばちマーヤの冒険」 ワルデマル・ボンゼルス/高橋健二 訳

「アルフレッド王の戦い」 C. ウォルター・ホッジズ 作/神宮輝夫 訳


「ゆびぬき~」は、タイムファンタジーでしかも日本作家の作品で、2010年収穫でした。

2010年は、あまり物語本は読めなかった。

反面、「はなはなみんみ物語」「ドーム郡ものがたり」(の1だけ)、にも手をのばせた。

「不思議の国のアリス」は映画のおかげ。「イソップ寓話集」も収穫。



●絵本



「うるわしのワシリーサ」 ロシア昔話/イヴァン・ビリービン 絵/田中泰子 訳

    クラシック絵本で絵が素晴らしい。

「子うさぎましろのお話」 佐々木たづ 文/三好碩也 絵

    クリスマス絵本。日本のもの。文・絵ともに心に響く名作。

「ラチとらいおん」 マレーク・ベロニカ 文・絵/とくながやすもと 訳

「長ぐつをはいたネコ」 ペロー/マーシャ・ブラウン 絵/光吉夏弥 訳



他、熊田千佳慕さんの「みつばちマーヤの冒険」 「ライオンのめがね・ふしぎのくにのアリス」 「オズのまほうつかい・ピノキオ」

「リヤ王と白鳥になった子どもたち」など。



[2]がんばって読んだ評論



「絵本/物語るイラストレーション」 吉田新一



評論や分厚い本に挑戦、はあまりできなかった。

吉田さんの本は、読み応えあります。



[3]私の映画ベスト



●映画館



「アリス・イン・ワンダーランド」

「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」

「ロビン・フッド」

「かいじゅうたちのいるところ」



●TVにて



「ティム・バートンのコープスブライド」

「プリンセス・シシー」

「ノートルダムの鐘」

ほか、古い映画の

「わが谷は緑なりき」 「わが命つきるとも」 「追想」

など。



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2006年度分に続き
以前の2005年度版も載せてみます。
勘違いで、2005年以前のものも混じっているかもしれません。

(今回も、記事のリンクは、HPのほうにつながっています)

【2005年】
[1]今年のベスト3

 【第1位】『銀のうでのオットー』 ハワード・パイル
 【第2位】『金のがちょうのほん -四つのむかしばなし-』 レズリー・ブルック
 【第3位】『中世イギリス英雄叙事詩 ベーオウルフ』 忍足欣四郎 訳

第1位…登場人物のコンラッド男爵が心に残った。
第2位…絵のユーモアセンスがいい。気になっていた登場人物「きんきらこ」を確かめた。
第3位…先に大場啓蔵さん訳の『ベオウルフ』を読み、その世界に衝撃を受けた。手に入りやすく、読み物として整った感じがするこちらの訳をとりあえず挙げさせてもらいます。


[2]映像化して欲しい本は?

外国の歴史もの。ホッジズの『アルフレッド王の勝利』か、ローズマリ・サトクリフの『銀の枝』『ともしびをかかげて』
もしも『夜明けの風』が映画になったら、「バディール・セドリクソン」という人物を、(髪や瞳の色は違うと思うけど)ジョニー・デップに演じてほしい。


[3]来年読んでみたい作家や作品は

『ナルニア国物語』シリーズを読めれば。
あと、サトクリフの『王のしるし』。
伝承や児童文学の名作も、できれば少し深めたいです。


[4]今年の映画ベスト
『シンデレラマン』
俳優と役柄はまた違うものだと思うけど、ラッセル・クロウは人柄の大きさ、懐の深さというものを感じさせてくれる。食べ物が食べられる幸せを思った。




『王のしるし』は、のちに読む事ができた。



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以前の2006年度版も載せてみます。
(今回の記事のリンクは、HPのほうにつながっています)

【2006年】
[1]今年のベスト3

 【第1位】『指輪物語 フロドの旅 「旅の仲間」のたどった道』 バーバラ・ストレイチー
 【第2位】『ありがとう、フォルカーせんせい』 パトリシア・ポラッコ
 【第3位】『神の道化師』 トミー・デ・パオラ

第1位…最初は2位のを1位にしていたけれど、この本を思い出し1位に輝かせたい。訳の伊藤盡さんの補足により原著よりわかりやすい本になっているとのこと。地図がメインという不思議な本だけど深~いのです。
第2位…2位3位は絵本。内容も泣きそうになるけれどポラッコの絵の表情が好き。
第3位…最初はなじめなかった絵の、デ・パオラ。ラストページにノックアウトです。


[2]何でもベスト3

「映画化希望ベスト3」
 【第1位】『時の旅人』 アリソン・アトリー
 【第2位】『3人のおばさんシリーズ』 エルサ・ベスコフ
 【第3位】『アネイリンの歌 ケルトの戦の物語』 ローズマリ・サトクリフ

第1位…時を越える話も、映像化できたら。主題曲は「グリーン・スリーヴス」。
第2位…『みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん』のシリーズ。ベスコフの絵(でもいいけれど)でなく、実写版で。おばさんとあおおじさんの配役、考えると楽しそう。
第3位…読んでいて映像的なところがあったから。ただし惨酷な場面はそのまま描写しないで…。


[3]おかげです。

光原百合さんの『銀の犬』(まだ未読)。光原さんは『道 La Strada』という詩集を読んで詩など書く人だと思っていたら、本の仲間でも人気あって、推理もの(?)など書いておられるのですか? と思っていたら今度は、「オシアン」のことを書いていると、書評で知ってびっくり!
また岡田淳さんに触れられたこと。他、バーバラ・クーニー、トミー・デ・パオラ。皆さんの情報やレスから世界を広げいろいろ読めた。


[4]今年の映画ベスト

 映画館
『プラダを着た悪魔』。意外と(というのは普段見るタイプでなかった)良かったです。途中、目うるみました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』が私的にいまひとつ(前作より良かった)だったし、『ナルニア国物語 ライオンと魔女』は良かったけれど、ピカ一の第1位というのが今年は少なかったです。

 TVにて
テレビ放映だと、『デイ・アフター・トゥモロー』、スタローン『コップランド』、ガイ・ピアース『タイムマシン』。



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年度読書・映画ベスト




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2009年度のベストを載せましたので、さかのぼって2008年のも載せてみます。

【2008年】
[1]私のベスト3(本)

 1「グリーンマン」ゲイル・E・ヘイリー 作
 2「はだかの王さま」アンデルセン 作/バージニア・リー・バートン 絵
 3「ドン・キホーテ」セルバンテス 作(永田寛定 訳)

 1、2は絵本。1は今年の掘り出し物。
 2は、バートンの中でも変わり種と感じました。
 3は、岩波少年文庫(旧)。古典の深みに触れました。

[2]がんばって読んだぶあつい本(評論など)3本

 1「絵本論  ― 瀬田貞二 子どもの本評論集 ―」瀬田貞二
 2「児童文学の旅」石井桃子
 3「ヴァージニア・リー・バートン 『ちいさいおうち』の作者の素顔」バーバラ・エルマン

 順位はほんとはつけられない。3つ以外読んでないかも?
 自分の中の勉強できたこと。
 

[3]おかげです。
 
 アンデルセンの「絵のない絵本」が読めたこと。
 

[4]今年の映画ベスト

 映画館
 1  「テラビシアにかける橋」 宣伝のわりになんですぐ上映終わる?
 2  「魔法にかけられて」   意外?でも良かった。
 3  「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」 これは今年ははずせない
 次点 「ウォーター・ホース」

 TVにて
 1「オリバー・ツイスト」  しみます。
 2「チップス先生さようなら」  ミュージカル仕立て。
 3「フライトプラン」
 他、見たかった「我が道を往く」「ヴァイキング」など古い映画も。



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