「天国に近い村」
シンシア・ライラント/中村妙子 訳/ささめやゆき 画/
偕成社



シンシア・ライラントは『神さまが…』という本があるのを知りました。
それは読んでいませんが、この本とも、重なるような気がします。

『天国に近い村』は、読んで、違和感がありました。
特にやきもの師のトマスのところなど。
神様のこと、こんな感じで想像して書くの、受け入れにくかったです。

走るのが好きな少女、コーディーが、
話したこともない青年を愛するようになるところは、いいなと思いました。
彼女が、青年のため、残された人々のために祈るということも。

村の映画劇場のミッドナイトショーではいつも、「素晴らしき哉、人生!」を
やっている、というのが面白いですね。