「子どもの生活・こどもの本 1979年国際児童年シンポジウム」
羽仁説子・田沼武能・松岡享子・竹内悊
日本図書館協会



国際児童年を記念して行われたシンポジウムの記録みたいです。

お話の言葉をそのままではないかもしれないけど、収録した形になっているので、
話しことばで、読みやすい部分もありました。

この中で名前存じ上げてるのは、松岡享子さんくらい…。
松岡さんの講演、読んでいると、
この時代でももうだいぶ前ですが、この時点でも、
子どもが文庫に来て本を読んで聞かせるときの、話への入り込む力が昔より弱くなっている、と。

そして、そのことに関して、「くりかえし」のお話として、
「三匹の子ブタ」などの本が挙がっていました。
松岡さんが挙げていらっしゃったものとは訳が違うと思いますが、
このあいだ、『三びきのこぶた』は読んだばかりだったので、そのあたりが興味ぶかかった。


うしろに、資料があって、中に子どもの本専門店のリストなどあって、
見ていたら楽しいです。わー、今でもこの書店あるのかな。