「王女さまと火をはくりゅう」
ラジオの「大人のためのイギリス児童文学」を聞いて、
ネズビットの『宝探しの子どもたち』を読もうかと思ったんだけど、
まずはこちらにしました。
りゅうがでてくるみたいで、読みたかったし。
訳が猪熊葉子さんですし。
で、もう忘れていたのですが、これ、『ドラゴンがいっぱい!』の本に入っていた話でした。「火をふくドラゴン」という話だと思います。
(参考:HPの『ドラゴンがいっぱい!』の感想)
ブタ飼いのエルフィン、という若者がでてくるのですが、
そのエルフィンという名前が気になってたことがあります。エルフみたいだし。
今回読んで、あれ、エルフィンって…、と。
今回のこの本はこの話ひとつだけです。
また訳の雰囲気が違います。
挿絵の影響もあるのでしょうが、こちらを読んでいて、
王女とエルフィンの愛はドラマティックだと思いました。
りゅうのために海がお湯になって漁師のひげそりの湯になった、とか、ユーモアもあります。
王女さまは豚を守るためとはいえ、最後はちょっとドキっとするほど厳しい命令を出しますね。
イディス・ネズビット 作/猪熊葉子 訳
岩波書店(岩波ようねんぶんこ)
岩波書店(岩波ようねんぶんこ)
ラジオの「大人のためのイギリス児童文学」を聞いて、
ネズビットの『宝探しの子どもたち』を読もうかと思ったんだけど、
まずはこちらにしました。
りゅうがでてくるみたいで、読みたかったし。
訳が猪熊葉子さんですし。
で、もう忘れていたのですが、これ、『ドラゴンがいっぱい!』の本に入っていた話でした。「火をふくドラゴン」という話だと思います。
(参考:HPの『ドラゴンがいっぱい!』の感想)
ブタ飼いのエルフィン、という若者がでてくるのですが、
そのエルフィンという名前が気になってたことがあります。エルフみたいだし。
今回読んで、あれ、エルフィンって…、と。
今回のこの本はこの話ひとつだけです。
また訳の雰囲気が違います。
挿絵の影響もあるのでしょうが、こちらを読んでいて、
王女とエルフィンの愛はドラマティックだと思いました。
「熱い、熱い、熱い。でもエルフィンは、がけにつくまでけっして手をはなしませんでした。」(p.58)
りゅうのために海がお湯になって漁師のひげそりの湯になった、とか、ユーモアもあります。
王女さまは豚を守るためとはいえ、最後はちょっとドキっとするほど厳しい命令を出しますね。