「かいじゅうたちのいるところ」
モーリス・センダック 作/じんぐうてるお 訳/
冨山房



ついに読みました。『かいじゅうたちのいるところ』。
映画になる前から、有名なのはわかっていたけど、
なんとなく手に取れなかった作品。

雑誌MOEの特集も読んで、やっぱり本物は読んでいたい。

で、読んだら、
映画の中では、ちょっと複雑な家庭みたいなこととか、
かいじゅうたちとのやりとりの中で起こってくることとか、あったようだけど、
そういうことがらはなかったし、わりと短い作品だったので、
一瞬、あれ?これだけ?と思ってしまいました。。

絵や細かいところはまた読んでみようかな。
台詞のない、見開きの3ページの絵は特にみなくちゃ、ね。

子どもの心の中にある、欲求不満やいかりの感情を
あらわしている、ということや、それを抑制したりする力をつけたり、
そういうことが描かれているみたいに、MOEで読んだ記憶があるんだけど、
そういう深い、絵本だったのね。



(追記)
映画「かいじゅうたちのいるところ」みました。


(追記)
センダック関連記事:マルセル・エーメ「ゆかいな農場」