「ぐりとぐら」
中川李枝子 文/大村百合子 絵/
福音館書店



これは読んでおかなくちゃな~、かな~。{/汗/}
あるきっかけ もあり、やっと読みました。

「ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
 このよで いちばん すきなのは
 おりょうりすること たべること
 ぐり ぐら ぐり ぐら」


リズムがいいですね。
絵もカラフルで、青と赤の服もいいし。

あの材料でカステラって、そして、おなべでできるものなの?
私なら、ホットケーキ、と思い浮かぶところだけど、
ホットケーキじゃ、ありきたりかもね。

カステラのこんもりした形と色がおいしそうです。

シンプルなのに、楽しい絵本でした。


(追記1)
福音館書店のサイトで、「ぐりとぐら」のコーナーがあって、
そこに、かすてらの理由が書いていました!!
卵をたくさん使うの、それも大きな卵でないと、みたいなこと…。
ホットケーキじゃなくて「かすてら」じゃないとダメなんですね、この絵本では。
カステラは作ったことがないので実際のところはどうかわからないけれど、
作者の意図するところはわかりました!

福音館書店のサイト、自由にリンクできるといいのですけれど…。ダメみたい。
申請して、しかもトップページじゃないと。。


(追記2)
あっ、と思ったら、読むことになったあるきっかけ、と言っていたところに、
上記の、ホットケーキじゃなくてカステラ、に関することが載っているじゃありませんか!

それは、朝日新聞2010年1月6日社会面の「探嗅」という記事の5、です。
「ぐりとぐら」が取り上げられ、
神奈川の「ののはな文京保育園」で、園児たちがあの「かすてら」を作る。
園長先生が、以前から取り組んでいた「物語メニュー」を作る一環だ。
園長先生は、最近、こどもの嗅覚をあらわす言葉が気になっているという。
何でも「くさい」というのだ。
いろんな臭いがあるのに、その表現の言葉がでない。
「もっと自然のにおいを体験させないと」
と園長先生。

中川さんが「ぐりとぐら」を書いたとき、中川さんは保母だったそうだ。
当時、園長先生がホットケーキを焼いた。
そこから「ぐりとぐら」の発想がでたのだろう。
ホットケーキより「かすてら」、の理由が、中川さんの中にあった。

記事はこう、しめくくる。
「子どもを、あらゆるにおいが取り巻いていた時代。書き上げたのが、「ぐりとぐら」だった」
と。

におい、かすてらだけじゃなくて、周りの自然の。
そういう視点で読み直してみるのも面白いな~。