「ロバのシルベスターとまほうの小石」
こちらもロバの絵本です。
これは、NHKの番組の「夢のつづき わたしの絵本」で、ゲストの人の紹介ではなく、番組のおわりのほうの絵本ソムリエの人のコーナーで、紹介されていた絵本だと記憶しています。
せたていじさんの訳の絵本だということを、そこで知りました。
いつか読んでみたいと思っていました。
私の読んだのは、新版のようで、スタイグさんのコールデコット賞の受賞のスピーチも載っていました。(訳 さくまゆみこさん)
ロバのシルベスターの家族は、仲がよくていいな。
シルベスターが姿を変えて(変えられて)しまうのは、考えたらおそろしい気がします。
永久にあのままだったら…。
それにシルベスターのこころが、永久にあのままだからいっそそのすがたになりきろう、という気持ちになっていくことに、考えさせられるものを感じた。
さいごは、結局、まほうの小石を見つけるまえと、同じ状態になるわけで。
でも、それでもねがいがかない、「みんなののぞみが、すっかりたりた」ことになる。
そして、くっついて幸せをかみしめる三人の姿。
説明しようとすると、幸せは身近にあるものだとか、そういうことばになってしまいそうだけど、
ただそれだけじゃないものも感じるような。 ありのままに素直に感動したい。
ウィリアム・スタイグ 作/せた ていじ 訳
評論社
評論社
こちらもロバの絵本です。
これは、NHKの番組の「夢のつづき わたしの絵本」で、ゲストの人の紹介ではなく、番組のおわりのほうの絵本ソムリエの人のコーナーで、紹介されていた絵本だと記憶しています。
せたていじさんの訳の絵本だということを、そこで知りました。
いつか読んでみたいと思っていました。
私の読んだのは、新版のようで、スタイグさんのコールデコット賞の受賞のスピーチも載っていました。(訳 さくまゆみこさん)
ロバのシルベスターの家族は、仲がよくていいな。
シルベスターが姿を変えて(変えられて)しまうのは、考えたらおそろしい気がします。
永久にあのままだったら…。
それにシルベスターのこころが、永久にあのままだからいっそそのすがたになりきろう、という気持ちになっていくことに、考えさせられるものを感じた。
さいごは、結局、まほうの小石を見つけるまえと、同じ状態になるわけで。
でも、それでもねがいがかない、「みんなののぞみが、すっかりたりた」ことになる。
そして、くっついて幸せをかみしめる三人の姿。
説明しようとすると、幸せは身近にあるものだとか、そういうことばになってしまいそうだけど、
ただそれだけじゃないものも感じるような。 ありのままに素直に感動したい。