「北の魔女 ロウヒ」
バーバラ・クーニー 絵/トニ・デ・ゲレツ 原文/さくまゆみこ 編訳
あすなろ書房



短めにいきます。

何気なく読んでみようと思ったこの絵本。クーニーだったし。
開いたら、カレワラの題材だった!
カレワラの絵本は知らなかった。しかもクーニー。

「訳者あとがき」のところで、
「日本語版は、原著以外に原典「カレワラ」を参考に、クーニーの絵の流れにそって再話しました。」
とありました。

原文はどんなだったのだろう。
そのままで日本語版にするとわかりにくいとか、何か理由があったのだろうか?

またロウヒの性格とか、月と太陽をつくるように頼むのは違う人物だとか、
原典とは異なるところもあるそうです。
「けれども、古い叙事詩に基づいた物語のおもしろさと、クーニーのすばらしい絵を楽しんでいただければ幸いです。」
とありました。

クーニーの絵、またよく見てみたいです。


一つ下の「ねずみとおうさま」の追記にも書いたけれど、
カテゴリのこと。
これ、伝承の絵本のほうに入れようか、クーニーのところに入れようか。
デ・パオラは伝承の題材が多いけど、別にしてるけど…。
また考えます。